治療を終えて、お会計の時に患者様に「支払方法は何がありますか?」「カードは使えますか?」と言われたことはありませんか?「現金しか使えないんだ…」と残念がられた経験もあるかもしれません。
支払い方法を増やすことは利用者の利便性を高めるため、現在では多くの場所でクレジットカード決済が使えるようになりました。医療機関も例外ではありません。
そこでキャッシュレス決済を導入してみようと考えても、どこの決済を導入すればいいかわからない方もいるとお思います。
「コストは?」「申し込みはどこから?」「何が使えると利用者は嬉しいの?」などなどたくさん知りたいことがあると思います。
そこで、初めての導入の流れとその時の注意点をわかりやすく紹介して行きます。
クレジットカード決済端末導入の流れ
- 導入したい決済を選択する
- 決済事業者の比較
- 申し込む
- 端末の設置日を決める
- 医院に設置工事
- 利用開始
ここでは、導入したい決済を選択する方法とどんなポイントで決済会社を選べばいいか紹介します。
導入したい決済を選択する
キャッシュレス決済と一言でいっても現在はクレジットカードやスマートフォン決済などの多様な決済方法があり、多くの方が利用しています。スマートフォンの決済も種類が多く、PayPayや楽天PayなどのQRコード決済、モバイルsuicaなどの電子マネーが利用されています。
その中でもクレジットカードは、日本の成人の85%が所持していると言われています。
歯医者では、保険診療では低価格の支払いであるため、現金で済むかもしれませんが、予防や審美歯科などの自費診療では高額決済になることも多々ありますので、キャッシュレス決済の導入は欠かせません。
ではどの決済を導入すればいいでしょうか?
経済産業省が算出した2021年のキャッシュレス決済の利用率は以下の通りです。2021年のキャッシュレス決済比率は30%を超えて堅調に上昇し、32.5%となりました。その内訳は、クレジットカードが27.7%、デビットカードが0.92%、電子マネーが2.0%、コード決済が1.8%でした。
上記からまずは、クレジットカードが利用率が高いと言えるので、導入した場合、利用者は多くなるでしょう。
その次に電子マネー、その次がQRコード決済です。
今回はクレジットカード決済の導入に注目していこうと思います。
事業者がクレジットカード決済を導入する場合は、ブランドの加盟店とならなければなりません。
加盟店になるには、加盟店の開拓や審査、管理を担う会社である「アクワイアラ」、または「決済代行会社(PSP)」と契約する必要があります。契約するにあたって、条件の確認が必要です。
どのブランドが利用できるか、手数料はいくらか、クレジットカード以外の決済はあるのか、などなど...。決済会社の比較ポイントの整理していきます。
決済事業者の比較ポイント!
アクワイアラと決済代行会社と契約を行うと、世界5大ブランドやその他の決済をまとめて利用できるようになります。どういったポイントで選べばいいのか解説します。
1.利用可能なブランドの確認
世界5大ブランドは、VISA、MasterCard、JCB、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)です。他にはDiscover(ディスカバー)や銀聯(Union Pay)などもあります。
まずは、どのブランドを利用できる確認しましょう。
2.手数料の確認
現在クレジットカードの手数料はVISA/MasterCardが1.5%前後、JCB/American Express/Diners Clubが2%前後が通常です。他の条件も確認した方がいいですが、最安値のものを導入するだけでコスト削減につながります。特に歯科医院向けにサービスを展開している決済会社は、手数料が安い傾向があります。
現在のクレジットカード決済サービスは、歯科業界シェアNo.1は「Pay Light」です。やはり決め手は業界最安値の手数料になるようです。Pay Lightを含め他の決済会社でも、最安手数料で導入するためには、条件がある可能性もありますので、導入前に確認しておきましょう。
3.導入までの日数
審査や端末準備のため、端末設置までに期間がかかることがあります。だいたい1ヶ月〜3ヶ月かかります。そんなに待てないという方は、現在では端末を導入しなくてもクレジットカード決済が利用できるオンライン決済などもあるので、すぐに使えるようにしたい場合は、そちらも検討してみてはいかがでしょうか。
申し込みから7日後に利用できるサービスはこちら
4.売上金の入金サイト
クレジットカード決済を導入した場合、その売上金がいつ入金するのか確認する必要があります。月末締め翌月末払いの月一回入金があるタイプや、15日締め月末振込・月末締め15日振込の月に2回入金があるタイプなど様々です。
自院のキャッシュフローを確認して、必要な条件をそろえている決済会社を選びましょう。
5.その他
利用明細書の確認方法や、カード会社への控えの送付の有無、接続方法(有線LAN /無線LAN)、クレジットカードのタッチ決済の有無など他にも多くの機能がある場合があります。
自院に必要な条件を確認してみましょう。
上記を全て満たしているおすすめのサービスは、「Pay Light」です。手数料が最安値はもちろんもこと、世界5大ブランドが利用可能です。利用明細はWebでいつでも確認ができ、カード会社へ控えを送る必要もありません。また接続方法も有線LANと無線LANどちらにも対応しています。
クレジットカードのタッチ決済も備えているため、とにかく簡単で機能を多く備えているサービスがいいという方にはうってつけです。
また、申し込みもWebで10分で完了するため、診察が忙しくても申し込みが簡単にできます。
ぜひこの機会に、キャッシュレス化を検討してみてはいかがでしょうか?